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箕面船場駅前開発の安全祈願祭

 ようやくここまで来るのに立ち退きから7年ほどかかりました。更地になった箕面船場の我々の土地に着工にかかるのですが、完成は2026年末となるので、更に3年後という事です。 

 その間、和歌山岩出市に物流倉庫を構えたり、祖業のタオル事業の撤退や、海外インドネシアにおけるランドリー事業立ち上げなど、やってきた事は数えきれません。自分の力だけでは出来ないという事だけは言えるでしょう。

 落ち着いている暇もなく、街づくりと土地区画整理事業について理事長と今後の擦り合わせをしております。箕面市長とも計3度ほど直接話もしていますので、これからが大事な時間との戦いにもなります。いつ街づくり会社を立ち上げるのか見えませんが、我々の2030年100周年に向けては、この3年が大事です。

 私は後悔する事をしないたちですが、この街づくりには大変痛い挫折を味合い、一旦土地区画整理組合の理事からも退いています。二度と同じ過ちはしたくないですし、今年は理事長も代わられました。

(17日に安全祈願祭を開催した上新田天神)

 この知見というのは誰かの役に立つ事もあろうと、「街づくり」を自分の事業の本丸に据えました。街づくりは決してボランティアでなく、商売なのです。不動産というのを投機的に見る人も多いですが、例えば「収益還元方式」による価値の算出は原則として知らないと、商売の共通言語で話せないという事になります。

 立ち退きによる補償よりデベロッパーとの契約の方がよっぽど大事で、しかもスピード上げたら、街全体のバリューアップも早くから恩恵が受けられます。知っておいた方がいいのは、「保留地」と言われるまとまった土地をどうするかで、土地区画整理事業資金が得られます。

 要はやり方次第で無駄な公費を使う事なく、思い先行型の箱物開発は避けられるのです。商売を知らない人は投資ひとつ計算してできません。予算で投資すると失敗しかねません。

 果たしてこのブログが興味を持ってもらえるのか、どこまで役に立つか分かりませんが、今後も少しでも有益な情報を提供したいと思います。

 

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