2019年12月以来となったようですが、約4年振りにベトナムホーチミンに行ってきました。今年ベトナムに行こうと思っていたのが、最後に実現して良かったです。当時はベトナムとインドネシアをしょっちゅう行き来していました。→https://sanpoyoshi.hatenablog.com/entry/2019/12/22/210527
ベトナムといえばベトナム戦争という歴史を避ける訳には行きませんが、アメリカはアフガニスタン撤退といい、何か同じ事を繰り返している気がします。戦争に正当性はありません。分野外なのでこれ以上はコメントしませんが…
それにしても物価が相当上がっています。ベトナム最大手のタオルメーカーに行くと、工場の従業員は月400ドル程と言われてましたが、タクシーから食事まで結構な値段を取られます。以前は工場で働いている人達の給与が月200ドルだった気がしますので、倍程になっています。やはり発展途上の勢いは、凄まじいものを感じさせます。
日本もようやく物価が上がってきましたが、インフレに慣れていないせいか、まだ世の中半信半疑のようです。しかし、来年はもっと上がるような気がします。特に建築関係の高騰は信じられないものがあります。今週は急に少し円高に振れましたので、資材だけでも変わればいいですが、人手不足は変わらないと思います。人材確保が大変です。
(相変わらず道はバイクで溢れかえる)
ベトナムやインドネシアには若い人材がこれだけいるのに、本当バランス取りたい所です。実は日本の大手リネンサプライ会社が、そのベトナムタオルメーカーと組んで2014年に進出したようですが、結果撤退したようです。その失敗理由を探ると至極当たり前の理由でしたので、十分ランドリー事業の実現可能性はあります。来年以降更に市場調査を続ける気になりました。
今回はホーチミンだけでしたので、北部のハノイも行ってみたいものです。まずはホーチミンとハノイの近郊含めて来年にフィージビリティスタディをやれば、再来年には何かしらスタートできるのではないでしょうか。コロナがあったので大分頓挫しましたが...
それにしても今年は日本とASEANの友好協力50周年という事ですが、今月16-18日に特別首脳会議を開催するそうです。やはりASEANのマーケットの重要性は、今まで以上に高まっています。我々としては、インドネシアに近いマレーシアやシンガポールも射程距離です。休んでいる暇はありません(笑)
そう言うものの今回は私も歳も取ったせいか、夜クーラーで体が冷えてダウンしてしまいました。今後体調管理がこれ以上ないぐらいに重要度を増します。また相変わらずのバイクの量で、大気汚染も凄いのです。慣れないと身体もやられます。将来世代の事を考えたら、早急に環境対策が必要な国です。まだまだ皆の意識が低く、SDGsなんて声は全く聞こえてきません。
我々がやらなければ誰がやるのか、日本の価値を発揮して世界を驚かせましょう。ASEAN友好協力も100周年に向けて折り返しです!