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今年の反省

 日記やブログを書いていない人は、一年をどのように振り返るのでしょうか。それぞれ、やり方はあると思いますが、記録を残すとしっかりと反省する事が出来ます。私はこの「反省」というのがものすごく大事だと思っていて、人の成長に貢献する事は間違いありません。

 一年はひと月ひと月の積み重ねであり、一か月は一週間一週間の積み重ね、一週間は一日一日の積み重ねです。言われてみれば当たり前ですが、誰にもが時間は平等に与えられています。もし結果に差が生まれるとしたら、その時間の使い方としか言いようがありません。ただ漫然と日々時間を費やすのと、反省を繰り返して繰り返して身の肥やしとするのでは、多大なる違いが生まれるのです。

 今年は「自己実現から自己変容へ」という、大きな目標を掲げました。自己中心主義からの脱却です。「俺が俺が」の世界から、「後進の育成」を中心にしていかないと永続しません。フューチャーデザインから動画を作成し、「未来をつむぐ、かしこいせんたく」といった八木春のタグラインも出来ました。

 ところで今週は忘年会のような会食が続きましたが、忘年会ではなく「望年会」であるべきです(笑)

(御堂筋のイルミネーション)

 反省というと後ろ向きのように聞こえるかもしれませんが、これも前向きにやるものです。以前未来は現在の先にあるのではなく、過去からの現在・未来があるという話を聞き、大いに共感を覚えました。「歴史」を学ぶのはその為です。歴史や偉人を知らないで、未来を語れません。

 それにしても社内に「デザイン思考」を取り入れてきたつもりですが、まだまだ失敗を批判する姿勢が強い気がします。社内勉強会でSNSの失敗例について話し合いした所、誰も褒める人はいませんでした。運用ルールがどうだとか、もっとこうすべきだったとかいう意見はありましたが、私は失敗する人は、それだけ自分で決断してやった人だと思います。

 例え結果が悪く出たとしても、それは次はこうしたらいいのではと学べる機会になります。失敗を恐れて何もしない人が一番問題です。それを一般には保身と言い、大企業病の典型です。世の中正解があるというより、やったかやらなかったかという事実があると言った方が正しいのです。言い訳する暇があったら、やるべきです。

 恐らく日本経済の停滞は、これが大きな要因だと思います。

 まずは実行があって、それもないのに反省しようがありません。仕事はシンプルです。目標設定から行動計画を立てたら、実行検証(反省)の繰り返しをするだけと言ってもいいでしょう。まず利益が何故必要なのか等、動機や目的を明確にして(経営理念)、日々実践(行動指針)の確認をすれば何も問題ありません。

 少しはヒントになったら幸いです。 

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