8日に娘の成人式が済んだと思ったら、日本の事業が一挙にスタートしました。しかし、やはり年末年始で間空いたせいか、年末にやっていた事がそのままになっているケースも見受けられます。やっぱりそんなものなのでしょうか。情熱のピントがズレているのかもしれません。
箕面船場の新年会は、しっかり交流ができて良かったです。能登半島の地震による神妙な話もありますが、3月23日の駅開通は喜ばしい出来事です。繊維団地にとって誰もが待ちに待った話題です。聞く所によると、私の生まれた1968年から駅を作る話があったようですので、55年経って出来ると言う悲願なのです。
箕面市長とは大学の先輩後輩という関係もあって、昨年一挙に関係が近づき、新年会では我々に散々お礼を仰ってもらいました。立ち退きにあってから祖業を失い、従業員もいなくなり、傍目には羨ましがられる事もありますが、一緒に祝いたかった仲間が減ったことは残念でなりません。
会社の新年会は私は東京で参加し、大阪とはオンラインで一緒に開催しました。従業員によるバイオリンの余興が入ったのは最高でした。社員一人ひとりが個性を出して、今年もワンチームで総合力を発揮させられるよう環境を整えたいと思います。幸い日本のマーケットは年始早々日経平均株価も上昇しただけでなく、上場企業の業績も好調です。
(住居前で撮った次女はるかの写真。箕面船場の繊維団地にあるホールで成人式が開催された。)
今年はインフレに向かい、好循環する可能性が芽生えてます。このまま景気が上がって日本経済の空気が変わり、もう一度世界におけるプレゼンスを高めたいものです。上場企業の手元資金は空前の100兆円だそうです。個人金融資産も2000兆円と言われてますから、ある所にはあるのです。
残念ながら中小法人は借入比率が大きく、大企業との格差を埋めないと、一般人まで景気が好循環しません。ニュース等を見ると大企業がモデルとなっており、日本経済を大きく支える中小法人にスポットが上がっていません。高齢化の問題も深刻です。
「現状維持は衰退」と先日から言っておりますが、新たな挑戦をする事が必須です。物流施設、マンション、ホテルに続いて更なる新興ターゲットとしてサービスアパートメントや昨年始めたトランクルームなど、市場動向をしっかり見極めてまちづくりに貢献したいと思います。
「天の時、地の利、人の和」の機が熟してくる気運の、日本における事業の一週間でした。