インドネシアから帰国しました。大統領選も終わり、相変わらず国全体としてはいい様子でした。日本も日経平均株価が史上最高値を更新と、今年は明るい話が多いようです。
昨年バンドンへの高速鉄道が出来たので、今回はジャカルタからバンドンに現地マネージャーのリリス氏と1泊出張してきました。今まで何回となくバンドンには行ってるのですが、東南アジア初の高速鉄道が出来て街がどう変わるか興味があり、初めて観光もしてみました。
まず高速鉄道ですが、ものの30分でバンドン近郊に着き、乗り換えて1時間ほどで着くようになりました。今までの列車では3時間ほど、車では混むと4時間かかったのジャカルタからのでアクセスは格段に良くなりました。
また、タオル工場や繊維工場ばかり行っていたので、バンドン近郊の大自然は殆ど見ることがなかってのですが、レンバンという高原に行ってみました。なんと温泉もあるのですが、以前温泉には行った事があり、今回は火山口を見てきました。これがなかなかの景観です。
タゴという地区で、高級ホテルもヒアリングしてきました。ホテルはバリのリゾートホテルなみのもあります。そりゃ、ジャカルタからしたら避暑地というのか涼しいですし、身近な観光地です。アウトレットも充実しています。
リリス氏の知り合いで西川さんという女性を紹介頂いて、色々と案内してもらいました。ご縁に感謝します!
(インターコンチネンタルは日本人客も利用している様子でした。)
ジャカルタは観光する所に乏しく、ホテルも観光客がターゲットではありません。我々がランドリーを構えるセントレジスジャカルタもビジネス客が相手なので、ターゲットの違うホテルで仕事出来たら何かとリスクも分散できます。
帰りは高速鉄道の発着駅ハリムからLRTにも初めて乗り、何かとインドネシアの進化を体験しました。大統領選も波乱なく大方決まり、遷都(ヌサンタラ)だけでなく2045年に先進国入りを目指すようです。
(LRTに乗って、窓の外にセントレジスジャカルタ)
また今回の出張では、セントレジスジャカルタのオーナー、ラジャワリグループPKN社長のフェリーさんとも久しぶりにお会いでき、昨年のお礼と今後の話をさせてもらいました。宿泊稼働率としては決して高くないのですが、今回滞在中にも大統領が会議に使われたり、結婚式での会場利用などの評判が上々のようです。
外部の宿泊客より、ローカルの富裕層向けに定着している様子です。シンガポールから来てもらったパートナーの宮崎さんからも、非常に前向きな意見を頂きました。
こんな朗報ばかりで日本に帰国しましたが、やっぱり鉄道は車より発展を感じさせます。アメリカは何で鉄道が普及しなかったんでしょうね。環境問題を考えても、車より鉄道がいいように改めて感じた次第です(笑)