パリでオリンピックが始まりましたが、一年以上ぶりにバリに行ってきました。もうバリだからどうという事はないのですが、気候や環境がいいせいか、体調がすこぶる整います。スパ大国なのでそこら中でマッサージ店が充実しており、日本みたいに湿気がなく夕方涼しくて気持ちがいいです。
海で泳ぐ事は無くなりましたが、ウブドの滝元にあるプールやレストランの雰囲気はさすがバリという感じで、リゾート感満載でした。一体何しに行ったのかって(笑)?
(ウブドにある滝にはデイクラブという観光サービスが出来ていた)
元々海外事業はバリからスタートし、星のややウォーターマークホテルといった日系お客さんを開拓していました。ランドリー事業を始めたのもバリからで2023年に結局撤退しましたが、事業譲渡がうまくいっておらず、現状の確認に来たのです。
すると思ってのほか、バリのマーケットはすこぶるいい状況で、ランドリー工場の需要が更に高まっている様子でした。しかもマシンも中国製がかなり流通しているようです。ジャカルタはヨーロッパ製の流通が主流なので、違いを感じます。
やっぱり中国のものづくりは、ランドリー業界でも強いものがあるようです。今回ジャカルタでタムリンナイン のプロジェクトが進行しており、改めて中国製も検討する事にしました。日本製ももちろん検討しますが、我々は元々商社なのでメーカーに縛られません。
(バリの工場では、タイ製の連続洗濯機から乾燥機まで自動で流す)
電解水マシンを導入してもらったHIS資本のウォーターマークホテルにも伺いました。最近はフォローが不十分な様子で、以前ほど積極的に利用されてないようです。やっぱり海外でもこうした日本の技術を導入する為には、専門人材の必要性を感じます。
同じインドネシアでもジャカルタとバリでは環境が全く違い、しかも行ってみたら違う視点で物事を捉える事ができます。バリからオンラインでジャカルタと繋いで話し合いを繰り返しました。
ビジネスとしては元々ジャカルタの方が進んでいるのですが、先進国から観光で集まるバリも侮れません。こうして考えると、日本もインドネシアが新興国や発展途上だと甘くみていたら、いつの間にか追い抜かれる可能性もあります。
今回行ってみて感じるのは、そこに今までのネットワークや繋がりがあったので、一人で行っても活動範囲が違います。今まで縁を大事にするもんですね。お世話になった皆に感謝です。