箕面船場のまちづくりでは東京建物さんと付き合っているのですが、大阪なのに東京という、もはや地域性はどうなのかという笑えない話です。かくいう私も東京育ちなので東京も大阪もないのですが、Brillia(ブリリア)というマンションブランドは今や日本の中でもトップクラスになっています。
東京建物さんは安田善次郎という創業者で安田財閥ですが、歴史が100年以上あって総合不動産会社では最古と言われています。古い歴史を誇る船場商社がお付き合いするにはいいのかもしれません(笑)
来春1月に竣工される箕面船場TOP OF THE HILLに加えて、ついに我々の土地の上にできるSKY & GARDENも募集開始となりました。竣工は2026年末ですが、W TOWERSという住友商事さんのClassyと一体開発で、合計728戸の駅前直結大型マンションプロジェクトとなっています。→https://wtowers-minoh.com
ところで先日モラロジー道徳教育財団の月刊「三方よし経営」6月号に掲載された宮田運輸さんの「みらい会議」に参加した所、物流という裏方仕事に従業員が誇りを持てるしかけに大きな気づきを得ました。
彼らは「こどもミュージーアムプロジェクト」という活動を業界で広めていますが、これは子どもの絵をトラックにラッピングして運転手に安全運転を心がけさせるものです。宮田会長はみらい会議を「感謝と承認の場」と言って、日曜日なのに参加する従業員一人ひとりの人生にスポットを当てるのです。
(みらい会議で、トヨタまでが同様の活動をやってる事が紹介された。世界に広がっている。)
実は箕面船場は元々物流の街でした。本町界隈にあった船場問屋が1970年に開催された万博の頃、郊外に繊維団地として物流拠点として作ったエリアだったのです。私もそこで20年以上前になる34歳の頃から働いてました。
その頃、倉庫では暑い夏は大変厳しい仕事だったのでダウンした事もあります。しかし、営業の陰で物流業というのは下請け仕事にしか見られず、明るい未来が描けませんでした。今回のまちづくりでもスポットライトは全くそっちに向いていません。聞けばまだ組合員100社ほどのうち、40社はそんな事業を継続しているそうです。
それなら、久しぶりに船場ビジネス倶楽部(モラロジー船場事務所の企業セミナー)を箕面船場で開催して、宮田さんのそんな活動を広めていこうと思った次第です。ちょうど箕面市は現職の上島市長から若い新市長に交代し、「子育て・教育世界一」とか言っています。11月1日開催予定なので、ご期待ください!