大阪で古市の通夜やお葬式を済ませ、東京に来ています。こちらでは、ようやく人脈交流が進んできました。中学時代の同級生とも交わったり、ホテルや温浴施設関係者、ランドリーや水業界のエクスパートなど、日々縁が育まれています。
やはり腰を据えて取り組まないと、成果は簡単に生まれません。大阪弁を織り交ぜながらの東京生活で、結局年間半分も滞在出ていないのではないでしょうか。新年度をどのように計画しようかと考えていますが、経営会議でも議論が紛糾しています。
海外に新会社を作る構想が前に進まず、時間ばかり経過しています。まだどうなるかも分からない新しい案件が出てくるとそれがいいと言われたり、結局は社外幹部の意見のお陰で社内の統制が効かない事が多くなっています。特に海外案件は誰が最終決定者なのか、意見が飛び交いすぎます。
先月東京支社長の本間と海外事業室長の中堀に出張に行ってもらったのですが、帰国後話を聞いていると、行く前と全く新会社の目的がずれてしまい、大手繊維商社を巻き込む視点も無くなっていました。シンガポールのパートナーにも確認しましたら、全く我関せずでしたので、頭を抱えた次第です。
(両国中学の同級生が営む巨牛荘と言うプルコギ屋に久しぶりに集結)
やはり、トップの見てる全体最適と各自の見てる部分最適ではギャップがあります。結局はそのままの状態を維持する事が楽であり、新たな事を仕掛けるエネルギーを誰も負う必要がないという反応でした。
国内でも出来ていない事を海外でやるのは順番が違うというのも正論に聞こえますが、そもそもランドリーを国内でやった事もありません。それより、核や強みをどこに集中するのかという方が優先順位は高いかと思います。
兎にも角にも全員の意見を聞いて、結局は全責任はトップにあるので自分で決断するしかありません。「人の言うことを聞くな」と今まで周りにも言ってきましたが、この週末じっくり考え抜く事となりそうです(笑)