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人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

 東京で月次会議終了後、一仕事して大阪箕面に戻り、市立病院で中垂(盲腸)の摘出手術の入院に臨みました。前日から入院し、宿泊部屋に案内された時には、ここで時間をどう費やすかとホテルに泊まるような気分でした。

 ところが翌日全身麻酔で気づいたら手術が済んでいたんですが、想像以上に身動きとれず、キツさに驚きました(笑)

 結局2日後に退院したのですが、完全に侮っていました。今年自分が不整脈になった時も皆歳取ると案外心臓を病む事に気づいたのですが、やはり経験しないと分からない事が多いのは世の常です。

 無事退院したのはいいですが、安静期間も人によって違うようなので様子を見ないと分かりません。ただ思ったのは、これでまた少しは人の気持ちに寄り添ったり、人の痛みを分かる人間に近づけるかなと言う事です。

(退院後早々、箕面にあるキャンプ用品店で翌週の準備をする)

 自分の生き方は、よく言えば信念を貫き通す所があり、相手に対する協調性に欠けたり、自意識過剰のせいか権力でコントロールする傾向があります。

 少しは人の話を受け止める事はできるようになったと思っていますが、実際の所まだまだリーダーとして不完全です。恐らく一生不完全なので、重荷を背負いながら一歩一歩進めるしかないのです。

 こうして考えるとやはり徳川家康の「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」と言う遺訓が身に沁みます。それに「急ぐべからず」が続きます。

 昔よりかは辛抱強くなったとは思うんですが、まだ人間完成には程遠いようです。来週は今年始めた和歌山の経営者仲間とキャンプがあり、心を浄化したいと思います。

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