5月9日は八木春創業者の祖父の命日でしたので、幹部で箕面にある墓参りを済ませ、そのまま山の滝道途中にある研修所を借りて経営方針を固めて来ました。それにしても大自然の中、非日常空間を貸し切りで一泊過ごし、結束が固まった事は言うまでもありません。
男性3名、女性2名というバランスも取れていました。企業理念からSWOT分析、部門別数値ビジョン、組織編成と経営感覚の調和が取れていたと思います。オリンピックを節目にするという考えも分かりやすく、4年毎に見直すという、今回は東京の次の2024年パリに向けて、「Road to Paris」というビジョン名で進みました。
4年は10年短期説の我々にとってかなり短期ですが(笑)、私も過去北京やリオデジャネイロの五輪を節目に考えていた事もあって、オリンピックは目標や計画作りにはいいと思います。個人的には万博の意識も強いです...
新たに執行役員として就任した武田さんに進行してもらいました。彼は元ユニリーバにいた事もあって、マーケティングのみならず国際的感覚も持ち合わせています。昨年から執行役員として現場を担っている元東武百貨店の下島さんに、日々奮闘している千恵社長、キャリアコンサルタントといった肩書きもある相間さんと、これだけ中小法人に人材が揃うというのは有難いことです。
千恵社長は皆と夕食を終えて家に戻ったのですが、残った4人で夜まで話は尽きませんでした。最後は趣のあるお風呂に入って寝ることにしましたが、眠りは浅く、少々興奮していたのかもしれません。朝起きて滝道を散歩し、心を沈めました。
2日目の午前中はあっという間に過ぎて、気付いたらランチとなり、4時ごろには終了しましたが、皆かなり疲れたようです。せっかく箕面の山に来て観光名所の滝を見に行く事もなく、帰路につきました。3人は東京でしたので、遠路という事もありました。
肝心の中味ですが、これは今週から従業員と共に固めていく事になります。来月には経営方針発表会を開催するので、月内各ユニット(部門)単位で話を進めます。戦略・戦術のアクションプランを立てて、数字の裏づけとなる見通しをつけるのです。
一方従業員にも自分のキャリアビジョンやライフプランを作ってもらい、生き生きと働いて健康的な幸せを実現してもらいます。とにもかくにも「世界一の心を創る」と全員一丸になって、三方よしの理念浸透のため、まずはパリ五輪に向けて今回は電解水事業をグループ売上の半分まで引き上げます!
引き続き、宜しくお願いします。