月が明けても東京と大阪を行き来する週が続いています。そこに和歌山や滋賀など週末に予定が入り、充実した活動となってます。何故なら確かに都会は便利ですが、地方の活性化が日本の鍵を握っていると思うからです。
ジャカルタは何と4千万人を超える世界一の都市圏というニュースがありましたが、インドネシアも遷都によって分散させようとしています。日本は東京都市圏に対して、まず大阪・関西が対抗馬になるでしょう。
船場は商人の街でしたが、関西圏で商人が活躍しないと地方の産業は羽ばたく事はできません。万博も終了し、今こそ船場商人として立ち上がるタイミングと言えます。商魂が必要とされています。
グループで街づくり・不動産事業にECODENICO事業、ランドリー事業、飲食事業と国内外で多角化しており、ポートフォリオとしては十分分散されてますが、未だに私の商魂は衰えません(笑)

(HARNEY & SONSティーサロンでスタッフがクリスマスメニューを改良)
しかし、年齢は着実に歳をとりますので、事業承継をそろそろ考える必要性も出てきています。今年は次世代に貢献する事を年始に誓いましたが、貢献したと言えるのか、範を示す姿勢は取ってきました。
また今月はついに人事担当が本社に採用され、グループの「人づくり」戦略を一緒に考える事としています。海外も含めたグループの人材を一挙に見ることはできませんが、来年は未来組織を固めたいと思います。
多角化しても一つひとつの商売はさほど大きくなく、現場では生産性を高めることが最優先です。一つのことをやっているだけでは生産性は上がりません。そのためにも無駄を省くことにもなります。
まずは観察して、客観的に反省する必要があります。自分を正当化する自我から良心といった真心を抜き出し、そこをベースに実行へ向かうのです。矢印は人へ向けるのでなく、自分に向けないと変わりません。
どこから始めたらいいのか迷うなら、忘年会ならぬ「望年会」で2030年(創業100周年)のゴールを高く掲げてみましょう。
