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活動はリスクを抑えながら断行するもの

 ついに大阪は明日から緊急事態宣言が解除されます。「まん延防止等重点措置」になるそうですが、皆の健康(命)と経済活動の両立を祈ります。そこで我々はどう活動していくかについて考察してみました。

 まず、八木春グループの不動産(賃貸)業が本当の意味で堅い商売になったのは、借入所有しないで良くなってからです。借入しながら拡大するとキャッシュフローとしては返済に追われるので、返済の為に収入を増やすような悪循環に陥ります。

 また、建物はメンテナンスが必要なので、修繕費もバカになりません。要するに絶体的にいい商売というのはないのです。

 そこで現在「持たざる経営」へと称して、無形資産になる権利や特許、ライセンスに資産のシフトを考えています。一方今までの経験や知識・情報ネットワークは人の役に立つのであれば、惜しみなく提供します。最近は他社の不動産売買やリーシング(テナント付け)等について手助けすべく活動しています。

 箕面船場は街づくりに取り組んでいますが、大阪市内も建物が多数ありますので、皆それぞれ課題があります。特にこれだけ緊急事態宣言も続いたので影響が出ています。特にビルメンも衛生管理の需要が大きく高まった次第です。

 先日大阪がニージーランドのオークランドに次いで、世界で2番目に住みやすい都市としてランキングされたようです。東京は5番目のようで、日本は新型コロナ対策で評価されているとのこと。我々はもう少し目の前の現象面ではなく、大枠で実態を把握すべきだと思います。

 日本の街が世界でも郡を抜いて綺麗で清潔だというのは、間違いない所です。物事は俯瞰して捉えないと、近視眼な判断や行動しか取れません。

 リスクというのは新型コロナだけではなく、そこら中に転がっているので、活動はリスクを抑えながら断行するものです。結局他人の話を鵜呑みにせず、現場・現物・現実といった「三現主義」の下、判断していきましょう。本日は文字ばかりになってしまいました。。。