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コロナで浦島太郎に

   ついにワクチン接種一回目を終えました。人体実験のようです。今週の日本はお盆休みですが、インドネシアの案件が動き続けたので、毎日連絡を取っていました。それにしても私はそんな事ぐらいしか能力がないようです(笑)

 昨年3月までジャカルタにかなりの時間を使ってきたので、1年半近く離れていてもかなり現地イメージがあります。現地で交流していた日本の銀行員さんとも全く隔たりなくプロジェクトの話が出来て、本当に嬉しい限りです。

 それにしても話が急進展しているので、もしかしたら年内にジャカルタに行くことになるのではと予感がしてきました。ワクチンもこんなに早めに打つつもりではなかったのですが、何かの導きのようです。

 日本にいる間試行錯誤してきましたが、改めて日本はややこしい国で、これは高齢化がそうさせている気がします。成熟すると余り急いでやる必要がなくなるのか、前に進めるのに一苦労です。決断に時間をかけるのです。

(先週の日曜日は久しぶりの天の橋立を楽しみました。)

 もし、海外で勝負しようと思ったら、このスピード感では取り残されます。忖度、根回し、腹のさぐりあい、無駄な事が多く裏表が激し過ぎるのです。世代交代がなかなか進みません。いつの時代を生きているのか不思議な感覚に陥ります。

 私も日本に長くい過ぎると染まってしまいそうで、コロナで浦島太郎になりかねません。

 自分の人生は限られているので、付き合う人を選びましょう。東京オリンピックも終わり、戦後76年になる終戦記念日。気候変動による災害大国まっしぐらの日本で感じるこの頃です。