9月で上期が終了し、早いもので今月から下期に入ります。結局こうした区切りで振り返り、何がどこまで出来たのかという確認と反省をする必要があります。全般的に前倒しで進んだ事よりも、やはりずれ込みが多いので、どこでどう補うか手を打たねばなりません。
「有意注意」の話を全社朝礼でしましたが、これは5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の徹底不足が大きな要因です。日頃無意識でアラートに注意するのでなく、意識をオンにして能動的に注意するという事ですが、どうも環境に埋没して自分や周りが見えてない可能性があります。
慣れが生じるとそれが当たり前になってしまい、目に見えてる物が見えなくなるのです。これって恐ろしい事です。
八木春は90年以上続いているので、長く続ければ続く程それが当たり前となってしまい、中小法人が大企業病に侵されます。中小法人というのは、大企業と違って機動力やスピードを武器にしなければ規模の論理では負けてしまいます。
なかなかトップがどっしり構える訳にいかないものです。不動産に電解水に洗濯事業にライフスタイルと、各部門を飛び回っています。中途で入った社員のオリエンテーションでは、総称して「クリーンビジネス」と説明しておきました。
(朝日ゴルフさんを訪問し、物流システムを見せてもらいました)
不動産ビジネスが安定し、そこで満足しないのはビジネスにも栄枯盛衰があり、数字を超えた志や使命感がそうさせるのです。以前学んだ二宮尊徳などの偉人を見ると、公私区別なく努力に励む姿が浮かび上がります。
現代社会はプライベートの意識が強すぎるのではないでしょうか。自分の体は天から与えられたものであり、それを公的に生かさない手はありません。
少々堅苦しい話に聞こえたかもしれませんが、自由な発想をもっと楽しんで生きたらいいと思います。これは仕事、これはプライベートみたいな固定概念に執着する必要はありません(笑)