桜も散った週末を、東京で過ごしています。私は大阪にも東京にも仲良い人脈があって大変幸せ者ですが、東京にいると「普段はインドネシアにいるのか」と聞かれます。やはり、インドネシアの印象が強いのでしょうか（笑）
バリの事業譲渡の件は密かに進めてきた事もあって、顧問も初耳だったので改めて経緯を説明しました。昨年の国内タオル事業に続いて事業を手放すと言うのは、確かに英断ではあったのですが、だからと言って執着したり固執する事はいいとは言えません。
「成功するとは諦めない事だ」という話を真に受けて、ずるずる引きずる人を沢山見ますが、身の丈で損切りしないと取り返しのつかない事になりかねません。この手放す見極めが大事です。
(顧問のアクアスさん新事務所のミーティングルーム）
人生も事業も資産も「ポートフォリオ」をどう組むかといった見方が出来たら、時代に適した経営が出来ると思います。「分散」という表現と紛らわしいのですが、「全体最適」や「選択と集中」といった表現の方が近いです。
人と比べてさほど飛び抜けた能力のない私が勝負するのが、ここになります。「遊・学・働」というバランスを取り、ポートフォリオで時間の使い方を決めます。よって居場所もそれによって変わるのです。
現代社会はデジタルが発展し、オンラインでいつでもコンタクトできる環境にあります。オンラインで出来る事はオンラインで済まし、移動する時は「情」を乗せると意味が深まります。「感情」「友情」「愛情」...
今回はウズベキスタンやシンガポールから東京に来たパートナーとも会い、一方親元尋ねたり、東京の旧交も温められ、これからも偏らないポートフォリオを志向しようかと思います。