財団法人や組合などの公的活動が多くなると自社の活動が疎かになり、業績が向上しないという話を聞きます。私も土地区画整理組合の活動が始まった時から悩まされてきたのですが、街づくりを中心に置いたら事業と絡み合う事が徐々にできるようになりました。
今年はモラロジー道徳教育財団の活動を頼まれており、この活動をどう位置付けるか考えないといけない状況になっています。これも大阪船場モラロジー事務所というのを箕面船場も加えて活動する事でクリアできたらいいのですが、まず全体像をしっかり把握しようと思います。
実際昨年は箕面船場で2回ほど船場ビジネス倶楽部というのを開催したので、今年はそれを生かして動くことを再度思い立った次第です。組合活動も箕面船場が中心ですし、やはり人脈や行動を集中させるのは一つです。
東京ではホテル・レストランショーに出展するのでその準備もあり、カタログも内容が出来上がってきたのでターゲットが明確になってきました。後は告知など呼びかけをいよいよしていく事になります。年始早々ジャカルタでリッツカールトンから要請を受けているので、ここでいい流れを作りたい所です。
街づくりにおいては今までマンションが中心となった事業でしたが、コインランドリーやホテルなど洗濯に絡む事業やビルメンやレストランの洗浄に絡む事業が生まれてきそうです。我々商社はマーケットインで取り組む必要があります。
(箕面船場の駅前に出来たブリリアの窓から望む景色)
それにしても箕面船場では我々は立ち退きにあって何と8年が過ぎて、ようやく自宅が駅前に戻る事ができました。街づくりは大変重要ですが、ここまで犠牲を伴う必要があるとなるとリーダーシップを問われます。これまでお金が絡んで本性が出る人を沢山見てきました。人間とはそういうものだと思わざるをえません。
本来は良心を信じたい所ですが、ごねて相手が折れるまで主張する人が得するというのはおかしな話です。やはり、心の純粋な人が最後は上手くいくものです。因果応報の原則でも言われるように、これからも清らかな心を終身保ち、人間性を高め続けていきたいと思います。