新年度がスタートし、新年度計画を経営会議で発表しましたが、5月9日創業者の命日は日本国内の全従業員で箕面船場に集まる事としています。2025年度は2030年の100周年に向けていよいよ礎を築く為にも、今一度創業者の精神を呼び起こそうと声かけしました。
今年は大阪・関西万博が1970年以来の大阪で開催され、何かと再スタートと言えます。当時まだ2歳だった私は微かにしか記憶がありませんが、大阪が盛況だっただけでなく、千里ニュータウンや箕面船場には繊維団地など北摂が開発された頃です。
今では創業者の祖父の事を語り継ぐの者は、会社に私しか残っていません。その私が八木春グループに海外事業を加え、今年は日系子会社をインドネシアに設立する予定にしています。その目的は祖業の繊維業とECODENICOを結合させ、完成させる事です。
日本にリネンサプライ業界はありますが、我々は地球環境や人に優しい日本の技術を用い、独自の施設内ユニフォーム・リネン洗濯の提案をする事としています。もちろん、そのECODENICOの洗浄や衛生管理技術はホテルだけでなくマンションやレストラン等の施設でも生かせるものです。
(COM倶楽部に参加し、アートレイクゴルフ場の桜を満喫)
ところで昨年RFIDの開発会社バァロアと出会い、いよいよ今年はそのRFIDのソリューションも事業に加えたいと思います。人口減や労働力不足に直面する日本には、こうしたデジタル技術による効率化は不可欠です。我々のビジネスだけでなく、街づくりの一環で箕面船場の物流企業にも紹介していきたい所です。
その本丸箕面船場の街づくりも、今週は上場を目指すクモノスコーポレーションさんに挨拶したり、団地組合のCOM倶楽部のグリーンミーティング(ゴルフコンペ)に初参加し、交流を広げております。今年は10月にモラロジー道徳教育財団法人のセミナーを企画し、企業経営者と従業員を対象に道経一体を学ぶ予定です。
その他閉店したダマンリュミエールの次の店舗をKITTE大阪に開業し、梅田界隈でも活動を続けるので次の喫茶ブランドなどを模索しています。それにしてもグラングリーンもウォルドーフ・アストリアが出来たり、温泉温浴施設が出来たり、次々とオープンしており、丸ビルが出来る2030年までどんな変化があるのか非常に楽しみなエリアです。
大阪は万博の後にIRが出来る予定なので我々としては取り組みやすい一方、和歌山について今後はどうしていくか、岩出に倉庫があるのでそちらも次のシナリオを描く予定です。経営者って、つくづくシナリオライターのような仕事ですね(笑)