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「ものづくり」から「サービス」まで

   GWです。今年は日本を満喫しています。海外事業は遂に日本から従業員に赴任してもらい、新会社準備と同時に新体制を組むので、遠隔でやり取りしています。ただ流石に、今月後半に私も向かう予定です。

 GW明けの9日は創業者春一の命日ですが、私も祖父と一緒に働いた事はなく、OBが存命している間に現社員に当時の話をしてもらおうかと思います。創業の精神をどのように伝えるかが大事です。今後もリーダーとなってくれるような人材を育てないといけません。

 先々月から海外に行っていないとは言っても東京と大阪を毎週のように行き来する身で、どちらの情勢も把握できるので非常に有り難い事です。ダマンを閉店した後の飲食事業もどうするか、現在なお交渉中です。

 余り時間をかけてられないのですが、東京でパートナーを探してもなかなかリスクを取る相手に出会いません。日本企業はやはり失敗を恐れる余り、本当に挑戦しないように感じます。

 一方ECODENICO事業では相変わらずホテルに対してナノバブルの食いつきはよく、西武プリンスや京王プラザに続いてキャピトル東急さんでもテストをしたいとの事です。万博でも日本赤十字さんが今週会場で採用しており、今が売り出しの旬のようです(笑)

(万博会場の日本赤十字ブースの浄水装置に、我々のナノバブルメーカーのものが設置された。電解水装置も展示されている。)

 基本的にインドネシアでもそうですが、我々の商売は相手の課題や困り事を解決するのが仕事ですので、商品を押し付ける事はよしとしません。潜在的ニーズを炙り出して市場を創造し、「共創」により付加価値を上げていく仕事です。

 それを理解しないパートナーとは、一緒にやる事は出来ません。商売を当事者の売り買いだけでなく「三方よし」で、先のお客様の感動まで共に創るパートナーを求めています。

 東京のクリーニングベンチャー企業CoLさんから、今後は衣料ブランドと組んで繊維商品を作った後の事まで取り組む話を聞き、一緒にやれたらそれ以上の事はないと思いました。そもそもタオル屋が洗濯事業まで始めた動機と一緒です。商品は創造して終わりではありません。

 日本の「ものづくり」は、その後の「サービス」までする時代に入ったと感じるこの頃です!

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