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大阪に戻って株主総会

 バリ→ジャカルタ→東京→大阪と、先週の逆を辿りました。それぞれ各所で任務を果たし、日曜日の株主総会に備えます。箕面船場に親戚・身内が集まり、ファミリービジネスのあり方を考えるいい機会です。

 今回は初めて海外事業について、決算を開示します。八木春グループが多国籍企業としてグローカルなビジネスを展開できたのは、大阪箕面船場とインドネシアがあるからです。

 それにしても今回は国内両社とも赤字で、残念な結果となっています。全て私の責任で、株主には素直に謝るしかありません。要因としては箕面船場がまだ過渡期という問題があります。我々の土地の上に出来るマンションが2026年末竣工なので、それまでは仕込みになります。

 街づくりもヘルスケア総合センターの計画が中止となり、繊維団地として展望を固めないといけません。クリーンビジネスも海外は黒字ですが、国内では赤字が続いてます。前期は初めて挑戦した飲食事業も一旦撤退し、今期再チャレンジになります。

(バリの夕日と海の波)

 「天の時、地の利、人の和」を経営の基本方針としてますが、今期は「感謝脳」を創り、経営理念を徹底する事としました。経営理念を額縁から外して、再度行動指針の実践を現場には求めています。

 今までの天の時、地の利は生かしてきました。しかし、天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かずです。インドネシアでは大家族主義が実現し、人の和が功を奏しました。日本は部門別の弊害か、それが上手くいっていません。

 何が違うのか、一つだけ明確な事があります。日本は高齢化社会なので途上国と違い、必ず既得権益を守ろうとする抵抗勢力が邪魔をします。若者が老害に排他されるのです。困った問題です。

 多様性の時代と言われ、女性が社会に認められるようになってきたとは思います。しかし、外国人や若者はまだまだこれからです。今まで私はそうした老害と戦ってきたので、若い人の味方です。今年は将来世代に貢献する事を年始に誓いました。

 従業員の中に、「感謝日記」を付けてくれる人が現れました。少しずつでも人の和を広げていきたいものです。株主総会の結果については、又のお楽しみです!

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