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子供たちに明るい未来を

   あっという間に一週間が過ぎます。一方ゲリラ豪雨が発生する異常気象が続き、全国各地で被害が発生しております。弊社の和歌山物件も屋根が耐えきれず、修繕する事となりました。地球温暖化はいよいよ深刻です。

 我々が環境問題に取り組んできた中、商品のライフサイクルを考えるLCA(ライフサイクルアセスメント)という概念があったんですが、せいぜいトレーサビリティぐらいしか各社やっていませんでした。

 ところが商品のライフサイクルを考えたら、メーカーサイドの生産だけで終わらず、流通から使用・維持・廃棄といったユーザーサイドまで考える事となり、洗濯がCO2排出には大きく関わる事が分かりました。

 「カーボンフットプリント」という炭素の足跡を、タオル製品について業界で初めて取り組んで算出したのですが、当時は余り注目されませんでした。しかし、お陰で事業を再定義し、「もの」から環境負荷を低減させる「ことビジネス」へ拡張できたのです。

(マイクロバブル洗浄によるコインランドリー店を視察)

 残念ながら国内のタオル製造販売は事業を譲る事となりましたが、現在は国内不動産事業に加え、クリーンビジネスという問題解決型の柱を作ろうとチャレンジしております。

 今でこそSDGs等でサステイナビリティが声高に言われ、カーボンニュートラルを目指す社会となってきましたが、現状は目に余る深刻さが増しているように感じます。コロナで大自然が改めてクローズアップされたはずですが、人間は相変わらず愚行を続けており、どこかで気づかないと取り返しがつきません。

 今日は箕面船場のホールを初めて堪能しましたが、子供たちの未来を明るくともしたいものです。来週はいよいよインドネシアでの事業ポートフォリオも再編し、発展途上の社会でも環境保全を志向する予定です。お楽しみに!

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