アメリカから帰国しました。結局オーランドとニューヨークに行っただけですが、2019年に最後行ったは西海岸だったので良かったと思います。アメリカって合衆国と言うように、大きすぎて一言では説明できません。
大国といえば中国やインドの台頭が言われますが、先進国ではやはりアメリカになります。いずれインドネシアもその一角になるかもしれませんが、欧米文化とアジア文化では違いがあるかと思います。日本は欧米化されていますがアジアの一員なので、大国同士の仲介役としては適しているのではないでしょうか。先進国でもあります。
昨年も家族でフランス(パリ)とイタリア(ミラノ、フィレンチェ、ヴェネチア)に行きましたが、「欧米から学ぶものなし」と大胆に締めくくっております。→https://yagiharu.com/913/
と言うのも先進国は国が出来上がっているので、発見が少ないのです。豊かな国で当たり前の生活ができると、そうなってしまうのかもしれません。そうは言っても海外で日本と違うのではと感じられる方もいるかもしれませんが、大きな違いは言葉ぐらいです。
そんな中、少し考えさせられたのが、ニューヨークのブルックリンでした。ここで泊まったホテルは、1901年に建てたものをリノベしてお洒落に利用していました。ブルックリンはマンハッタンの外側にある街なのですが、古い街並みをうまく生かしていました。
(ブルックリンのウィリアムズバーグは、大手ファッションブランドも注目している)
観光的には皆マンハッタンに行きたがると思いますが、今回は宿泊先は全てマンハッタン内から違う所で抑え、ニューヨークを広い目で見れました。ニューヨークも5つの区からなるそうです。「まちづくり」を本業にすると、そうした視点で捉えざるをえません。
箕面船場の参考になるエリアとしてソーホーを聞いていたのですが、ソーホーはそれこそ既に出来上がっていた地区だったので、どちらかと言えば現在進行形で古い倉庫や工場を生かそうとするブルックリンが該当するように思いました。今回ガーデンシティ構想ではポートランドが参照されていますが、大阪市と隣接する箕面市としてもブルックリンは勉強になるでしょう。
出発前に東京建物さんと商談し、いよいよ我々の土地の上に出来る物件の具体化に入りました。マンションのエントランス部にカフェランドリーを設ける予定ですが、ビルメン清掃も全館担います。
ニューヨークではノマドエリアというのもあるそうですが、今や「ノマドワーカー」という言葉があるぐらい自由度が高い働き方が流行しています。実はマンションを一部、そのノマドワーカー向けに長期滞在用のサービスアパートにしてしまおうかと考えています。そもそも私もノマドワーカーみたいなものですが(笑)...
帰国直前にJFK空港でオンラインにて月次経営会議を開催し、今やどこでも仕事できる事を実感した次第です。ワーケーションもそうですが、わざわざゴールデンウィークやお盆に休暇取って旅行する時代ではありませんね!