ついに駅が箕面船場に開通しました。もうどれだけ待ったことか、こんな体験は人生でもそうそうありません。ここに来るまでどれだけの人たちが犠牲になり、どれだけの仲間を失ったか...
思い返すと、その人らに報いたい気持ちで一杯になります。自分がこの立場で街にいられるのは、感謝の一言しかありません。本当に有難うございました。その人達に代わってでも、街づくりには本気でこれからも取り組んでいく所存です。
(箕面船場に出来た新駅の様子)
当日はあいにくの雨になりましたが、雨もオツなものです。ニューヨークで買ったMoMAの傘を差しながら、あちこち回遊しました。色んな発見があり、色んな人と出会います。やっぱり、こうした賑わいは楽しいものです。
土日このイベントが開催されるんですが、箕面船場だけでなく終着駅の箕面萱野は、更に人で一杯になっていました。東急グループがキューズモールを拡張し、店舗の数が一挙に増えたようです。でもアカデミックで知的商売拠点を目指す箕面船場?とは対比的でいいと思います。
ちなみに繊維団地は以前「COM ART HILL」という名称だったのを、今や「COM GARDEN CITY」というネーミングに変えています。コンセプトは「杜に働き、杜を育み、杜に生きる」というものです。
(箕面萱野は商業施設が拡大し、イベント会場も人で溢れてました)
それにしてもこれだけ箕面が盛り上がるのも、大阪市のインバウンドからマンション林立、万博・IRといった波及で注目されたという恩恵があります。日本の株価も史上最高値をつけただけでなく、ついにマイナス金利も解除という歴史的な転換期という背景もあります。
特に御堂筋沿線というのは大阪にとっては大動脈であり、箕面船場の地価が駅延伸が決まって倍以上になったというのもそれだけのポテンシャルがここにはあったので、当然の結果でもあります。もっとも2016年に立ち退いてから、少々時間がかかりすぎですが(笑)...
いずれにせよ、来月からの新年度に向けて、非常に明るいニュースになりました。26日火曜日には駅前の生涯学習センターを使ってモラロジー「船場ビジネス倶楽部」を開催し、更に活気をつけていく所存です。箕面商工会議所にも後援頂き、箕面船場期待のベンチャー、クモノスコーポレーション中庭社長に講演頂きます!