「ecodenico」というブランドは海外へ輸出したものですが、今後は海外から逆輸入する構想です。なにせ「ecodenico」ランドリーという日本にはない業態を持ったので、今後インドネシアで何が展開できるか考えるだけでもワクワクします。
日本は閉塞的かつ保守的なのでチャレンジするには山のように壁を感じますが、海外は空気感が違い、ハードルはあっても前進するにはどうするかと言った前向きな話になります。
2030年に100周年を迎える八木春グループですが、その後の私は海外をベースに活動しようと思います。インドネシアだけでもポテンシャルは大きいですが、ASEANは10カ国あります。しかもランドリーだけの仕事で終わらせるつもりはありません。
(今回は90階にあるレストランで朝食を取り、ジャカルタを一望する)
今回もジャカルタのタムリンナインプロジェクトのランドリー誘致に呼ばれた訳ですが、そもそも我々がこちらで事業をする目的は日本の価値を伝承する事にあり、電解水の技術など環境問題を解決する取り組みをしないと八木春がやる意味がありません。
残念ながらセントレジス では道半ばで終わっていますが、いよいよ洗濯で使ってみるテストができました。最初はホテル内の衛生管理で使ってもらうように契約含めて打診したのですが、どうもEcolabとはかなり関係が強いようで、Ecolabの使用を減らさせる所か、Ecolabを洗濯でも使うように言ってこられました。
いずれにせよ我々は既存の薬品洗剤を減らしたいので、電解水の活用から現場で進めていく事にします。現在日本では「すっきりパンチ」という洗剤を売り出してますが、海外も電解水からです。
(セントレジス 内で電解水をバケツや容器に入れてテストする)
それにしても今回の出張で、ランドリーという装置産業ではなく、知財・ノウハウに技術展開といった長期ビジョンをメンバーと共有できた事は良かったです。また、そのビジョンに対して理解を示し、すぐに修正できる仲間に感謝です!