我が社は大阪が創業の地ですが、私は元八木春東京店で育ったので東京の繋がりも小さくありません。今月に入って今年初めて東京に行ってきましたが、緊急自体宣言下少々様子が違います。ついに人口も流出に向かっていると言いますが、出張で来る人も大分減ってるようです。一極集中でなくなるとしたら、いい事です。
もう大都会というものに価値が減るのか、この流れは見逃せません。大阪市内は現在人口の流入が日本一多いので、事情が違います。やはり、東京の一極集中リスクから流れが来ているのかもしれません。深刻なのは飲食店はもちろんですが、飛行機・鉄道・ホテル・百貨店といった一連のビジネスが大幅ダウンを強いられている事です。
身の丈経営をする中小法人は何とか凌ぎますが、大企業はリストラ待ったなしです。東京がどこまで落ち込むのか、見定めたい所です。オリンピックがうまく開催されたらいいですが...
(夜8時には店も閉まり、ひっそりとする銀座)
それにしても通勤のラッシュだとか、大気汚染だとか東京には大きな問題がずっと残ったままでした。これを機に本当に変わってくれたら、世界的にも注目を集めるのではないでしょうか。都心のビルを売却する報道を耳にしますが、どこにいても働けるなら確かに不要になります。
不動産開発はまだまだ続くようですが、サステイナブルなものを志向してもらいたいものです。政府も2050年脱炭素を表明している以上、グリーン投資を前提にすべきです。衛生管理はもちろん大事ですが、薬品を使うビルメンテナンスを伴い続けては意味がありません。
八木春産業としては、水処理技術を武器に街づくりに貢献していこうと思っています。新ライフスタイルを支える一助になれば幸いです。