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繊維と水を絡めた専門性

 先週は道徳と経済の合一を高尚な娯楽と表現しました。八木春産業は元々不動産業で、今手掛けてる繊維や水の商売とは少々かけ離れた商売です。海外(インドネシア)ではランドリーやクリーニング事業に携わっていますが、これはビジネスモデルとして不動産的な要素があります。実は、このビジネスがファブリックケアとして繊維と水に絡む商売であります。

 個人的に洗濯を自分でもよくやったりしますが、繊維製品は特にどう洗濯するか楽しさがあればいいですが、どちらかと言うと人の嫌がる家事なので、コインランドリーで何か娯楽性でも持たせたらいいかもしれません。

 タオル好きな人はいるようなので、やっぱりコミュニティを作る事でしょうか。いずれにせよ、繊維と水に精通し、モノの違いや良さを知ってもらう場を作るのが我々の役割のような気がします。箕面船場でそんな街づくりを出来たら幸せです。 

(東京と今治をオンラインで繋ぐ)

 海外においてはインドネシアも日本と水質が違い、硬水だったりします。硬水というのはミネラルを含んでおり、これが繊維を痛める要因になります。また、洗剤も繊維の持ちを悪くするので、アルカリ電解水で洗うといいのです。

 世間は次亜塩素酸という酸性電解水ばかり話題にしますが、これは除菌効果があるからです。アルカリ電解水は洗浄効果があります。ですので、ビルメンテナンスの清掃現場でも安心して使えるのです。

 こうして水処理の分野に入るとどんどん専門的になってきます。逆浸透膜(RO)という技術もあり、これを実はバリのランドリー工場で使っていますが、もはや我々は繊維と水を絡めた専門性を徹底的に磨かざるをえません。

 ひとまず今日はこんなところで、皆さんにも興味持ってもらえたら幸いです。