大阪で一週間過ごしたと思ったら、今度は東京で一週間過ごしました。東京では旧友とも交流し、なるほどと思う事があります。2〜30年という月日は短くなく、その人の人生観がそこに出てきます。
私は経営者として稲盛和夫氏から直接学ぶ機会を得たり、モラロジー道徳教育財団の教えがあったりしたので本当に良かったと思います。周りに恵まれました。
これも祖父の創業した会社を継いだお陰ですが、そうでなかったら今頃どんな人生だったでしょうか。もちろん社長になるまでは番頭さんに鍛えられ、社長になってもリーマンショックや土地区画整理事業、タオル事業撤退と困難が続きました。
現在海外事業は堅調ですが、国内はKITTE大阪の飲食事業再スタートもあって更に困難が続きます。ECODENICOを立ち上げたものの、まだ大きな変革を起こしきれておらず、自分をもっと磨く必要を覚えます。
恐らく、こんな環境に置かれず生きていたら、傲慢で間抜けな人間になっていたに違いありません。改めて今振り返るとおおよそ4~5年の間に節目があった気がします。
2008年のリーマンショックは八木春を倒産の危機に追い込みましたが、2009年に私は社長に就任して2013年に日銀による金融緩和で危機を脱し、海外事業のスタートを切りました。また2017年に箕面船場の倉庫を和歌山に移転し、2018年にランドリー事業を始めます。
更に2022年にタオル事業撤退、23年には本社ビルも売却しております。2026年末に箕面船場の我々の土地の上にタワマンが完成し、2027年には次の駅前の大きな街開きが待ち構えます。となると次の節目までの構想を固める事がいいのかもしれません。
先月は30年後を考えてフューチャーデザインに試みましたが、そこから逆算して1~2年をどうするかのシナリオを作成に取り掛かります。さっそく10月18日に箕面船場でモラロジー道徳教育財団のセミナーを開催するので、乞うご期待!