以前エビの養殖を支援する事になったというブログを書きましたが、5月9日に開催した経営方針発表会でも養殖の件は触れています。コロナ禍、自給率は高まってきているように感じます。
今まで海外養殖ものが多かったと思うのですが、国内で近大マグロ筆頭に、大手企業による参入が相次いでいるようです。天然では限界が生まれ、今回は宮津でのトリガイ養殖についてもヒアリングできました。
我々は「クリーンビジネス」を掲げていますが、養殖に関わるとしても「クリーン養殖」に拘りたいと思っています。タオルや繊維の染色や洗いでも薬品を使わない事を考えてきましたが、同様です。
今回新たな発見としては海水のUV殺菌は、もしかしたら生物に悪影響があるのかもしれないという話でした。はっきりした事は言えませんが、行き過ぎるクリーンは逆に問題がありそうです。
私は東南アジアで不衛生な現場をかなり見ていて何とかしたいと思っていますが、日本は潔癖すぎる嫌いがあります。そうなると免疫力を失い、生命力が弱ると思います。
いずれにせよ、我々は不動産のみならず、施設・設備等に関しては専門性を持って養殖プラントも知見を高め、世界の養殖にもメスを入れて行けたらと存じます。
創業者の33回忌となった経営方針発表会が、絵に描いた餅とならない実践を心します!