先日宮津に行った時に、一人宿の部屋でどんな事をしたら会社の皆と成長できるか、教育ならぬ共育について考え事をしていました。景色もよく、静かな部屋でしたので、それが良かったのかもしれません。閃いたのが、「対話力」を上げるという事でした。
(部屋の中から見えた宮津湾の様子)
何故今更こんな事をと思うかもしれませんが、世の中オンラインツールも広まり、メールからSNS等コミュニケーションが活発になっているように見えますが、弊害も散見されます。リアルとどう使い分けしていけばいいのでしょうか。
発信が大事だとか、自分の意見を持つようにとも最近は言われるようになりましたが、実はもっと大事なのが、この対話というものです。かく言う私も、まだまだ出来ているとは言い切れません。
何が通常の会話と違うのか、決定的に違うのが、相手の心に寄り添って話を聞き出すという点だと思います。ちなみに私は社内ではガンガン言うので、対話になってない事が多々あります(笑)
ただ信じてもらえないかもしれませんが、以前の自分と大きく変わったのが、この対話のお陰だったのです。海外ではディスカッションと言って攻撃が最大の武器ですが、私はこれで失敗しました。
ところが顧問の大浦さん筆頭に、周りで対話を取り入れて問題解決に導く姿を見て、自然私も対話を心がけるようになりました。今や社外ネットワークが次々と広がり、自身の成長を実感できるようになりました。
(先日行ってきた和歌山のゴルフ場。ここでも対話力を付けれます。)
詰まるところ、人間の成長とは人との繋がりでしか得る事ができません。独善的なものは人間力とは言えないのです。対話を身につければ必ず成果も挙がります。何故なら対話で物事を深掘りすると本質を掴めます。
リアルの世界は五感が働き、いくらコミュニケーションツールがあってもそれを補う事しかできません。今日の相手はどんな状態にあって、どんな香りを漂わさせているのかなどは、リアルでしか把握できないのです。
よって最強の対話力はリアルでしか身につきません。更に世界を相手にするのであれば英語の理解力も必要です。結局相手の言ってる事をまず理解する、この事に尽きるのです。この対話文化を三方よしで世界に広める、こんな素敵な事は至福と言えましょう!