明けましておめでとうございます!
この年末年始は久しぶりに日本で過ごしましたが、皆様におきましていかがだったでしょうか。年始に早速「一年の計は元旦にあり」というので、ソーシャルメディアで発信致しましたが、世の中の進歩は凄まじいものがあります。
「シンギュラリティ」と言う人工知能(AI)が人類の知能を追い越す転換点は正に現実化するべく、この新型コロナ禍、一挙にデジタル化が進む様相です。
そこで2030年に100周年を迎える八木春ですが、2050年を睨んだ未来からのマーケティングをいよいよ本年より実践していく事にしています。
政府から脱炭素やSDGsといった方針が示されて、資本主義の拡大前提が崩れたと言っても過言ではありません。量より質が更に問われます。人間中心から大自然中心のあり方を、全世界的に考える必要があります。
2025年に大阪は万博を開催しますが、その前に箕面船場に駅が開通し、繊維団地は大きく変貌を遂げようとしております。今年は遂に大阪大学外国部学部が駅前予定地に開講し、街づくりはいよいよ本格化します。
土地区画整理事業の調整と同時に、運営の展望を図る事となるでしょう。また大阪は関西連合の中心として、首都圏に拮抗する経済・文化・情報拠点の役割を担う事となります。
それにしても大阪だけでなく日本経済の地盤沈下による将来不安が叫ばれますが、正しい歴史観を学び、今こそ日本人としての誇りを持たないと、いつまでも井の中の蛙では茹で上がってしまいます。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言いますが、そうでなければ明治維新の開国のような次の文明開化が為されません。「経世済民」と言った日本語から学び直すのはいかがでしょうか。
いずれにせよ、働き方改革で労働観まで問われる昨今、生きがいややりがいと言った志を軸にして人生を楽しむ未来を一緒に育んでいきたいものです。
2021年1月4日
八木 正浩