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人間到る所に青山あり

 新年度は東京に常駐する事となり、久しぶりの東京生活を満喫しています。自分が育った両国にも行き、旧八木春東京店、現八木商事さんも久しぶりに訪問しました。長年大阪にいたせいか、すっかり東京が故郷のように感じます(笑)

 両国中学校に通っていた時だったと思いますが、「人間到る所に青山あり」という言葉を先生から教えてもらい、今でもその生き方を貫いています。箕面船場の駅が開通したとは言え、安住出来そうにありません。

 今の東京支社がある浜町にも近くに相撲部屋があり、下町はやっぱり日本情緒が香ります。現代的な建物が出来ている一方、人形町なんかも古い日本的な家屋が見受けられるので、東京とは言え、乙なものです。

(荒汐部屋はガラス張りで見学ができるようになっており、早朝から外国人観光客が並ぶ)

 日本橋は三井不動産の開発が進んでいますが、問屋街の面影が残っており、繊維商社やタオル屋も散見され、大阪船場にも近い様相です。近江商人が大阪は船場、東京は日本橋に出て来て栄えたというのがよく分かります。

 改めて東京の一部を見回して印象を述べた次第ですが、ビッグサイトで展示会が開催されていたので行ってみると、何と久しぶりに会う面々だったり、出会いの連続でした。改めて展示会での情報収集活動の有効性を感じた次第です。方々から人が集まるので、ネットではなかなかここまでの臨場感は味合えません。

 もちろん相変わらずオンライン商談は有効ですが、パンデミックが終わり、リアル集会が圧倒的に増えてきたように思います。大阪からも展示会目当てで東京に来ていた知人も多く、ヤギセイ岡本社長などもその一人です。

 他に以前得意先だったオンワードコーポレートデザインさんも久しぶりに出会っただけでなく、元「タオルはまかせたろう」の寺田さんにも出会い、旧交を温めました。

 タオル事業から我々は撤退したとは言え、この繊維業界ネットワークを生かさない手はありません。そもそもバリでタオルをホテルに卸していた事からランドリー事業を始め、タオルの品質にとって水や洗濯が大事だ気づいたストーリーから今に至っているのです。硬水は特にミネラルが繊維に悪く、こうした事実はまだ一般に知られていません。

 電解水との出会いはそんな中すすぎを不要とし繊維や人に優しいと気づかされ、今や更にナノバブルや生分解性ある洗剤「すっきりパンチ」という技術に辿り着いています。これらは繊維だけでなくビルメンでの洗浄にも生かされるので、我々は用途開発をしている次第です。

 バリから撤退し、ジャカルタで始めたecodenicoランドリーが世界標準を作るよう、東京でも露出していく所存です!

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