久しぶりに大阪で一週間過ごしました。本社事務所移転もあり、ごった返しています。とは言うものの、成果だけは上げないと言い訳にはなりません。箕面船場案件、ダマンリュミエール案件、海外事業案件、東京案件とリアルとデジタルを交互にこなして過ごしました。
そんな中明石に行って次世代RFIDについて検証し、次の事業案件も探っています。どうやら特許が汎用性の障害になっていたようで、そこは調べてみる必要があります。このデジタル技術は、国内物流だけでなく海外リネンサプライまで応用できるので着目していました。
メーカーはバァロアという新興ですが、青山会長が元々エンジニアとして力のある方だったようです。社長にもお会いし、システムまで披露してもらいました。そこで分かったのですが、どうしてもハードのICタグばかり見てしまいますが、ソフトウェアとセットだという事です。
読み取り機が必ず必要で、そのソフトで表示して内容を識別します。UHFという周波帯で情報を飛ばす非接触の技術で、カードなどで使われているHF帯と違うようです。一度に多数読み取れるだけでなく、通信距離も長いと言われています。水や金属に弱いらしいですが、バァロアはそれを克服したとの事でした。
普及しない要因は特許以外にコストの問題があったのですが、量産可能な生産ラインを作り、実績を作りながら安価なタグの開発に取り組む計画です。バーコード・QRコードなどと比べて遅れてたのですが、使い分けになっていくと思います。
現に日本のユニクロ筆頭にファストファッション各社は既に採用していて、認知度が一挙に広まるのは間違いありません。
それにしても繊維団地の街づくりから不動産、飲食、クリーンビジネスと、我々グループは手がける事が幅広いと言われます。今回は物流にRFIDです。一体どういう事だと言うのも無理はありません。
不動産はマンションが中心ですが、テナントビルと物流倉庫を保有しています。ターゲットはマンションにテナントビル、物流倉庫としているのです。クリーンビジネス(ECODENICO)のターゲットはマンションのサービス(ビルメン)に、ホテルのランドリー、飲食の衛生管理でしょうか。
そのうちマンション向けコインランドリーもターゲットになりそうです(笑)