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日本の皆さん、良いお年を!

   充実した日本での生活を終え、いよいよ海外に向かいます。それにしてもタイミングがいいのか、向こうでの仕事がテンコ盛りの様相です。前もってこのスケジュールを組んでいたので、全て予測していた訳ではありません。

 生産性を上げないとこのままでは日本はぬるま湯状態が続く危機感があり、やはり海外を見ないと世界では負け犬になりかねません。残念ながら自分はやっていると思っている人が多すぎると思います。視座を高めないと落ちぶれるでしょう。

 時間当たりの付加価値を今期見ていたら、結局1,000円から5,000円、下手したらそれすらいかない状況です。お客さんの数が少なすぎて生産性が高まらないのです。お客さんの数がKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)だとしたら、面談数と言ったKPIのKPIが必要です。

 行く方向を定めたら行き方は現場に任せるのが通常ですが、行き方まで指導しないとなかなか到達しないもどかしさを感じます。恐らく学びが足りていないので、聞いていないだとか教えてもらっていないだとかいう話になります。

 ミスや不正に対する姿勢も同様です。人間は任せっきりでは間違うのです。性善説だとか性悪説だとかいう問題ではありません。心のあり方だと思います。ぬるま湯ではシビアになれません。

(12月21日ジャカルタ出発の前日に、JPタワー大阪の目の前の式場で姪っ子の結婚式に参加)

 非常に残念ですが、能力を生かし切れていない人が殆どに感じます。潜在意識だったり、潜在ニーズといった見えない物に対する感性や論理的思考が問われます。顕在化しているものは当たり前で、競争世界なのです。

 見えている商品を売ろうとするとドツボにハマります。ターゲットとなるお客さんと対話し、お困り事を解決する姿勢が基本です。人手不足が言われており、時短に繋がるのであれば、それが付加価値となるのです。あれもこれも足し算する必要はありません。

 ターゲットの選定とそれを絞る事は正に戦略であり、マーケティング力が問われます。ニーズカードを作成したらどうかという話もしています。という事で日本で宿題を残し、海外で年明けまで過ごします。

 少なくとも目標の付加価値は、時間当たり1万円には持っていきたいものです。以前自分は10万円と言っていましたが、ちょっと控え目にしてみました。それでは日本の皆さん、良いお年を!

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