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欧米から学ぶものなし

   都会のパリ・ミラノから、その後フィレンチェ・ヴェネチアと地方都市に足を運びましたが、地方都市と言っても大昔は共和国だったらしく、繁栄した後が色濃く残っていました。

 フィレンチェはご存知革職人が多い街で、フェラガモが本店を構えています。それだけではありません。メディチ家といった大富豪が共和国を統治し、ルネサンス期の文化・芸術を支えたと言います。ミケランジェロやダ・ビンチと言った名だたる芸術家のパトロンだったというので、その栄華が街に残っているのです。

(フィレンチェのドゥオモ)

 ヴェネチアもヴェニスの商人で知られ、マルコポーロが有名ですが、都市共和国として14世紀に最盛期として栄えたようです。街ごと「おとぎの国」と言ったらいいのか、運河で囲まれ車が走れないので、ゴンドラやボートで移動します。最後空港までタクシーに乗りましたが、これも水上バス(モーターボート)でした。

(ゴンドラに乗って運河をグルリと周りました)

 それにしても観光には最適のサイズで繁栄した遺産(レガシー)を楽しめ、革製品やガラス製品の買い物も事欠かないので、初めて行く娘達には最高の思い出になったと思います。特に長女は、14日に22歳の誕生日をヴェネチアで迎え、レストランとカフェでお店の人にもお祝いしてもらい、言う事なかったでしょう。

 こうして無事ヨーロッパ小旅行から帰国してきましたが、日本の様子を見ると相変わらず少子化・経済低迷で嘆いているようです。いやいや、世界はアジア中心に人口が増えまくっていて、これだけ情報を自由に取れる恵まれた時代はないはずです。

 日本はもはやサービス業がGDPの7割、従業員数も8割近いと言われます。先週ブログに書いたように、サービス料をしっかり上げればまだまだやれます。しかも観光資源は世界トップクラスです。国内でもマスクもようやく外されるようになり、更に自由な環境も整いつつあります。

 日本にはヨーロッパに負けない歴史や文化があり、経済も世界3位の規模です。いい加減、自分の国を卑下する必要は全くないと思います。私からしたら明治開国の時代と違って、欧米から学ぶものは殆どありません(笑)

 自信と誇りを取り戻し、アジアの時代を謳歌しましょう!

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