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未来社会のワンチーム

 55歳の節目を迎えた誕生日月も終わり、10月に入りました。悔いのない日々を送るという覚悟で過ごしていますが、今年も残す所3ヶ月です。来月にはインドネシアでハーモニー設立10周年や3月に亡くなった父の納骨など、何かと年内もスケジュールが埋まります。

 今月は何と言っても、箕面船場の駅前開発着工における安全祈願祭があります。繊維団地も60周年記念が来月開催されますが、待ちに待たされた着工です。地権者としてはその大阪船場繊維卸商団地共同組合とTSIと弊社だけになってしまいました。2016年に立ち退きし、完成予定は2026年という10年越しのプロジェクトです。

 10年は短期と言ってきましたので、我々は常に30年や100年を見越して行動を取る必要があります。インドネシアも私の代で残る20年はいいとして、設立100年に向けて何をどうしたらいいか考えておかないといけません。日本は2030年に100周年を迎えるので、これも次の100年を考える必要があります。

 日本においては、2030年に自分も身を引くぐらいがいい気がします(笑)

 アジア全体はまだ若い世代が多く、まだまだ私の役割もあると思いますが、日本は高齢化が進みすぎて、自分もいると老害大国になりかねません。若い世代に負担ばかり押し付け、地球環境問題もおざなりです。

 丁度フランスでラグビーのワールドカップが開催されていて、日本代表を見ると異国の地から来たプレイヤーが過半となっています。これが今後の日本社会の象徴のような気がしてなりません。それでも「ワンチーム」として結束しています。

 そもそも元々アメリカ人という西洋人もいなかったように、アメリカも移民で出来た国です。「ダイバーシティ」とか言っている時点でおかしいのです。日本はアジアでも先んじて変わっていくでしょう。余り認識されていませんが、世界では郡を抜いて古い国です。最先進国です。

 ここに来て新興国が「グルーバルサウス」という存在感を見せてきてますが、ここから目を離してはいけません。アジアの時代が続くでしょう。"Think globally, act locally."と言う様に、「グローカル」な活動を継続していきたいと思います。

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