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第三の眼とは

 久しぶりにジャカルタです。最先進国の日本から新興国を代表するインドネシアへ、両極端の国を行き来するのは刺激になります。10月がスタートしてあっという間の一週間でしたが、濃厚な切り替わりでした。

 今年は父が亡くなり相続と今後の自社株対策を抱えながら、箕面船場の駅前マンションにナノバブルの提案、クリーニング会社との事業提携案件、バリの譲渡したランドリー工場の現状確認とホテルへの提案、大阪KITTEへのダマンフレール出店の契約確認とこなしながらこちらに来て、そのまま打ち合わせ・経営会議と続きました。

 やっぱり仕事は楽しいですし、ワクワクします。遊びもしますが、もはや仕事が最大の遊びかもしれません。

 まだ老いには早いですが、能力がアップしてきている様な感覚があり、これは努力なのか熱意が元なのか分かりません。大事なのは徳を積み、運をつける事です。

 「第三の眼」という言葉を知りました。受け取る方が未熟だと、放たれた光を見失う場合も少なくないという話でした。機が塾してこちらの目の奥にある眼が開かれさえすれば、光は身体を貫いて、魂と呼ばれる場所すら照らしていることに気が付くのは難しいことではないと言います。

 これは知識というより感性だと思います。20歳になって親元離れ一人暮らしする様になり、そのまま海外に飛び出し、散々失敗してきましたが、生き抜く力をつけて運にも恵まれてきました。

 お陰様で視力はかなり衰えてきましたが、この第三の眼が開かれてきました。今まで見えなかったものが見えてくるのです。気づきの力と言ってもいいのかもしれません。潜在意識の覚醒です(笑)

 人間は能力の殆どを使っていないと言います。それは顕在しているものしか見えないからであって、潜在意識を働かせると全く変わると言われます。やっとここまで来たのか、それは自分の力というより大自然の力に近いものがあります。

 と言うのは、自分の力の限界を知り、人の有り難みをようやく感じる事ができる様になるからです。いつまでかかってるのかという声が聞こえそうです。何故あの人がそう言ってたのか、また父が何故そんな事言ってたのか、自分は未熟な人間に過ぎませんでした。

 結局、美や叡智を感じるちからは、老いていっそう確かになるという事でした。

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