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新年の誓い

 無事ジャカルタから東京に帰国しました。充実した出張になり、日本のスタートも気持ちよく迎えることができそうです。インドネシアは1日は休みですが2日より通常営業ですので、年始挨拶だけでなくしっかり打ちわせも出来ました。

 今回JWマリオットという同じくボンボイグループのホテルに宿泊しました。ここの洗濯もやって欲しいと言う事でしたので初めて泊まってみましたが、やっぱり高級ホテルです。どうも創業者の名前からJWとついているらしく、セントレジス 、リッツカールトンと同様、相手にとって不足ありません。

 何より良いのは、我々をパートナーとして捉えてくれる事です。セントレジス で請け負う時もそうでしたが商売はそうあるべきで、ホテルが直接のお客さんですが、宿泊客が本当のお客さんです。正に三方よしの関係を構築できます。

 また今回評価のポイントとして日本企業の信用を言われ、やはり日本人は自分達をもっと誇っていいように思います。確かに奥ゆかしく謙虚なのは美徳でもありますが、それではグローバル競争に負けてしまいます。

   我々は創業者の代からモラロジー道徳教育財団の考えを取り入れて、会社を経営しています。しかし、世の中はそうではありません。昨年も天下の大銀行筆頭に不祥事が絶えません。良心を信じる事は大事な一方、人間は不徳を犯す動物です。自分の利害で動く人には、信賞必罰で従ってもらうしかありません。

 かくいう私は、今まで色んな辛辣を舐めてきました。リーマンショックによる事業継承、土地区画整理事業、祖業の撤退とその都度神風にも助けられ、情けない自分は運を強く信じる事で、それらを乗り超えてきたのです。自分も弱い人間の一人であり、努力だけではここまで来れませんでした。

 その神風の一つでもあった大阪・関西万博が今年開催されます。本町にあった本社ビルの売却も、万博開催が決定して一挙に指値で動きました。決して法外に高い値段ではありませんでしたが、そこから第4幕がスタートしたブログが残されています。→http://yagiharu.com/875/

 ところで今回タイに行き、久しぶりにイオンの黒澤さんと会いました。なんとタイイオンでも役員をされており、想像以上の激務を担っていましたが、インドネシアは参入障壁が高いので参入した所は先行メリットを得られると仰ってました。確かにタイは日系企業も多いので、競争も激しいイメージでした。

 ちょうどスズキの元会長が先日亡くなり、インド進出における意味を改めてニュースで見ていると、やはり大手との違いを言われていました。スズキは今や大企業ですが、中小企業には中小企業なりに取る手が必要なのです。

 こうして振り返りながら本年を迎えた訳ですが、万博のテーマに「いのち輝く未来社会のデザイン」とあるように将来世代に貢献する事を新年の誓いとさせてもらいます!

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