タオルビジネスが終わったと思った所、なんとウズベキスタンからタオルメーカーが東京の展示会出展のため来日し、ヘルプを頼まれました。この商売に見切りを付けたのですが、海外より頼りにされて助けない訳にいきません。
6日初日様子を見ていると、大手繊維商社から日本タオルメーカーまで非常に興味を持っているようだったので、7日にはタオルビジネスを引き継いだ丸眞さんに詳しく説明させてもらいました。
私がウズベキスタンに行ってきたのは3年ほど前になるのですが、当時は綿花栽培が民営化されて2年ほどで、そこから更に進化していると思います。綿花栽培数量で言うと世界6位らしいのでかなり力が入っています。91年にロシアから独立して若い国でもあり、中央アジアは正に発展途上です。
結局綿花栽培から製品まで一貫してやれるのがウズベキスタンの強みで、一方輸入するとしたら輸送が課題です。特に今ロシア・ウクライナ問題の影響が気になります。
(Sam Rafoat副社長とファルモン氏に増井の一見さんと一緒に)
八木春産業は不動産を中心とした資産管理をしていますが、今後はこうした海外とのコネクションなどソフトや知財を武器にしようと思います。問題は八木春株式会社による事業化です。人を生かすビジネスモデルを構築せねばなりません。
8日展示会最終日の最後まで手伝いましたが、翌週には大阪本社に来てくれます。コロナ禍海外渡航か途絶えた中、こうしてリアルで会えるのは非常に貴重です。展示会も来場者が多く盛況で、準備もどうなるかと思ったのですが、思わぬ出会いもあり良かったのではないでしょうか。
今月はインドネシアにも出張する予定で、いよいよ海外と行き来が始まります。同じイスラム文化という事もあり、これも何かの縁です。我々先進国の企業は発展途上国に貢献し、世の中を変えていきたいものです。