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インドネシアのリネン業界動向

 2月以来久しぶりのジャカルタ出張に行ってきました。日本はゴールデンウィークでしたが、ジャカルタはレバラン休暇明けです。先月はさすがにセントレジスの宿泊客も低調だったようで、ランドリーも収入が落ちました。

 そうは言ってもこのままセントレジスや、外部要因に依存する訳には行かず、次の手を探る必要があります。そもそもリネンのレンタルビジネスの需要が将来生まれると睨んでいたので、今回は既にレンタルでやっているというアストンというホテルグループを視察しました。

 実はRFIDという情報を読み書きするタグがあるのですが、日本では単価の問題もあって普及はまだ先のように感じていました。ところが、なんと今回視察した先では既にそれも導入されており、レンタルがシステム化されています。在庫やロケーション管理をタグで出来るのです。

 日本よりレンタルの単価が高いのかもしれません。それにしても発展途上国と言いながら、デジタルは日本より先行する事が多く、驚かされます。

(1枚1枚にタグがついており、非接触で情報管理している現場)

 我々のゴールは、既存の洗剤マーケットに踏み込み、ケミカルやすすぎを減らす事で繊維製品が長持ちする洗濯です。洗濯業界に革新をもたらす為に、繊維業界から殴り込みをかけました(笑)

 リネンレンタルでは現在ホテルが購入しているタオル・リネン類を、こちらがリスクを取って在庫するので、繊維製品が長持ちする洗濯技術が生かされます。

 特に現在はユニフォームやゲストのランドリーキャパが半分空いているので、そちらを埋めるべく手を組む先が必要です。

 今回は経営理念や行動指針が書かれた携帯用カードをインドネシアの従業員にも渡し、これからも現地で直接の対話を継続していこうと思った次第です。

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