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創業者の命日に

  今週5月9日は創業者の命日でしたので、従業員と共に墓参りに行ってきました。最近は創業者の話をする事も減り、かなり自分のカラーを出した経営になっていますが、日本の会社はたまたま私が預かっている認識です。私の会社ではありません。

 今年八木春産業と八木春(株)という2社共ついに実質無借金にし、事業ポートフォリオを街づくりや不動産、クリーンビジネス、海外と振り分けた現在、その日改めて皆でSWOT分析してみました。

 結果、発信力あるサービスや商品が出来ればもっと知名度も高まり、競合にも埋もれず済むという話になり、次世代ランドリービジネスやコインランドリーによるパッケージ売りまで議論が展開しました。

(ホワイトボードに書き込まれたSWOT)

 その際、ハーズ実験デザイン研究所の村田さんに来て頂き、デザイン思考のレクチャーをしてもらったのですが、その内容が非常に面白く、その話で皆の頭がいいように回転したのかもしれません。

 個人的にはフューチャーデザインを以前から社内でしていたので、レイ・カーツワイル「シンギュラリティ」の話は点と点がつながる非常に有難い瞬間でした。「シンギュラリティ」はかなり前に話題になりましたが、それが2045年に人工知能が人間の脳を追い越すという概念だった事すら忘れていました。

 これも村田さんから教えてもらって「ポスト・ヒューマン誕生」という本を以前読んだのですが、レイ・カーツワイルのような未来学者っているんだなとその時は思った次第です。

 Chat GPTのお陰でAIが一挙に身近になり、今や若い世代は既に使い始めているので、もう大人の持っている知識や情報の価値が大きく変わります。

 祖父が生きていたらどうしてたかと思いますが、若い世代に教えを請う逆転が起きていたかもしれません(笑)

 私の作ったハーモニーという会社は褒めてくれたかどうか分かりませんが、ついにキャッシュを生み出すようになったので、後はクリーンビジネスにどう芽を吹かせるかが現在の課題です。

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