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「未来をつむぐ かしこいせんたく」

 九州出張から戻り、昨日は株主総会が開催され、一息ついた所です。今月も走り回り、もう月末です。そんな中、企業の「タグライン」というものをコピーライターの力も借りながら決定しました。

 「未来をつむぐ かしこいせんたく」

 どうでしょうか。祖業が繊維で現在の洗濯事業にかけた言葉が生まれた訳ですが、八木春株式会社のフューチャーデザインを動画化する中で出来上がったものです。

 先週親和会の事を書きましたが、株主総会でも思わぬ話が出ました。昔の八木春と遠ざかり、八木春という名前を続ける必要があるのか、株主で関わり続ける意味は何なのか、誠に核心をついた話です。

 発言は従兄弟からでしたが、こうした親族でも関係を続ける事というのは難しいものです。私からの回答は2030年の100周年を一緒に祝うまで見守って欲しいというものでしたが、株主も株を手放すことが出来ます。

 血の繋がった者は切っても切れない関係だと思いますが、もはや血が繋がっているとか繋がっていないとかいうレベルではなく、間柄を育むとか人間関係を継続するというのは、奇跡としか言いようのない貴重な出来事の気がします。

 運や縁を大事にしてきたつもりですが、この地球上で出逢い、一緒に「未来をつむぐ」事は本当に大事な事です。

 残念ながら、出会っても別れてしまうケースも多々あります。今回はたまたま近くの経営者が鹿児島に空き物件を持っていたのでお願いして連れて行ってもらいましたが、これが「かしこいせんたく」となるのか分かりません。

(鹿児島県鹿屋に広がる5万坪とも言われる広大な空き地)

 しかし、空き物件が日本の課題となっているならば、そうした事に貢献したいですし、また先方も我々と出合ってなかったら放置し続けるでしょう。タイミングの問題もあります。

 森信三さんが「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬遅からず、一瞬早からず」と言ったそうですが、中島みゆきの歌「糸」や「時代」にも通ずる、今日は深い、深いテーマでした。

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