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心をベースとした経営

 ここまで従業員の幸せや彼らにとってよかれという事に取り組んできましたが、結局は時間の切り売りで給料をもらう立場と成果出しての仕事という経営の立場では一致を見ることができません。

 やはり雇用という契約では限界を覚えます。そこで業務委託というスタイルがこれからの会社にはあっているのではないかと感じ、併用してきました。しかし、これもハード面での整備であって、やはり心をどう掌握するかというソフト面が結局大事になります。

 「世界一の心を創る」という経営理念も、まず第一に心をベースとした経営をするという意味で掲げており、人間性品性を問う事となります。また、人に対する心遣いや、情熱主体性といったものまで考えざるをえません。

 自分も出来ているかと言われたら難しく、一緒にそれに近づこうという事でしかなく、来年もこれが最大テーマです。従業員との対話自己反省を繰り返し、結果業績も向上させます。ただ、数字を使って経営をする事や、デザイン思考は外せません。

(中之島で中央公会堂のプロジェクションマッピングを楽しみながら、大浦顧問と共に経営陣で)

 先週も触れたデザイン思考ですが、基本場当たりの仕事ではなく、ユーザー視点で絵を描いてストーリーを語れるようにすると言った手法で、言ってみたら設計(デザイン)がなければ家が立たないのと同じです。問題解決や共感による手法とも言われますが、プロトタイプを作って検証するというのが肝心に思います。

 また行動指針「情熱」「主体性」更には「志」といった言葉を散りばめましたが、人間性尊重の経営となります。人間は機械ではないので、言われた事をやるだけの生き物ではありません。

 という事で、案件を次々とこなしていかないと回らない日々ですが、来年はやはり原点に帰って心をベースに経営したいと思います。結局「情と理」って言いますが、理だけではどうしようもなく信頼あってという事でしょうか。

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