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2023から2024へ「共創」

 2023年は年始に箕面船場同僚の吉川タオル社長の訃報を受け、3月に父が亡くなったかと思えば、12月には下の子が20歳の誕生日を迎え、何かと節目になりました。9月には自身55歳となり、2030年八木春100周年まで国内は何とかやり抜く所存です。

 という事で年末年始は恒例のインドネシアですが、11月に10周年を迎え、残す20年、どんな絵が描けるのか、楽しみな所です。やはり電解水に始まって、すすぎゼロの洗剤「すっきりパンチ」、ナノバブルと日本の先端技術をどう広めるかが鍵になりそうです。

 先日今年は原点に帰り、「心をベースとした経営」を掲げる事としましたが、時代の変化はすざまじいものがあります。日本は、いつまでも昭和の時代を味わってる場合でなく、平成も終わり今や令和です。年功序列は終わり、男尊女卑もありません。若い世代は初めから世界を見ており、会社のために尽くす人生もありません(笑)

 では、何故我々と一緒に志事(しごと)をするのか、そこにはワクワクしたい、人生を楽しもう、情熱を燃やそうといった理念に共感するからでしかありません。

(ジャカルタの大晦日はスーディルマン通りが歩行者天国となり、人が溢れかえる)

 2016年に箕面船場から立ち退いて、早くも7年が過ぎました。今年は3月23日に遂に箕面船場阪大前駅が開業します。この7年間ですっかり八木春グループは変わってしまいました。祖業のタオル卸業はもうありませんが、箕面市や阪大と共にどっぷり街づくりに関わっています。

 3月26日にはモラロジー道徳教育財団船場ビジネス倶楽部を、駅開通祝いも兼ねて箕面船場で開催予定です。繊維団地の組合員でもあるクモノスコーポレーションの中庭社長に講演の依頼をしています。2025年に開催される大阪関西万博とも絡めて、アーカイブしたものをタイムマシンで見れる構想を披露してくれるそうです。

 そこでやはり問われるのは「道徳」です。昨年もビッグモーターやダイハツなど、企業不祥事が絶えませんでした。道経(道徳と経済)一体、論語と算盤といった原理原則を、日本から世界に輸出する必要があります。商売は儲け主義では続かず、三方よしでないと地球温暖化も止まりません。

 続いて今年7月31日には大阪KITTEが梅田に開業し、我々は1階にダマンリミュエールというティーサロンをオープンします。初めて飲食ビジネスに挑戦しますが、我々が手掛けているクリーンビジネスを自ら実践する現場を持ちます。

 いずれにせよ日本の価値を伝承すると同時に、デザイン思考といった手法も取り入れないと経営は化石化します。変化や失敗を許容する提案を続けないとチャンスを逃します。インターネットの世界はベストエフォートで発展し、バグを許容してきました。プロトタイプという概念も完成品を求めていません。

 これも全て心と心を通わせ、共に新たな時代を創り上げていく正に「共創」です。先日日本とASEANの首脳会議でキーワードとなりました。それでは本年も宜しくお願いします!

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