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時空をデザインする対話思考

  ジャカルタです。ついにセントレジスがオープンしました。と同時に、我々の洗濯現場も収入を上げる日々がスタートしました。ホテルマネジメントのハウスキーパーと話し合い、ノーミスの品質管理を徹底する事となりました。

 このパーフェクト主義は、ダブルチェックで簡単に築けるものではありません。結局仕組みを作ると同時に人間中心の共育が必要です。行動指針を掲げたので、現場と定期的に話し合わないといけません。

(英語・インドネシア語も併記した行動指針)

 そもそも超一流のホテルなので当然要求は高く、我々も超一流のレベルでないといけません。では超一流ってどんなレベルなんでしょうか。

 12月スタート早々大きな宿題を抱え、新年に向けて早速デザインしていきたいものです。ちなみに「デザイン思考」は「デザイン」と似て非なるものらしく、単に顧客の満足を提供するデザイナーのデザインではなく、顧客と共にデザインする対話思考と言えます。

 今回24時間対応も求めてきたハウスキーパーとは利害が対立するのでなく、同じ目的で定期的に対話を続け、デザインしていく必要があります。早速宿泊して、ベッドメイキングの現場にも遭遇するホテル宿泊体験をしてみました。

(部屋の様子を皆で確認)

 そもそも若い時は寝るためだけのホテルでしたが(笑)、特にジャカルタは観光する所も余りないので、終日ホテル内で過ごして居心地を味わっています。

 時代と共に社会が進化し、今やハード製品にサービスを付加するのは当然で、経験経済と言われるような時空をデザインする経験価値が求められるようになりました。機能的な利便性や経済性を追求するビジネスホテルは、日本では過当競争マーケットとなっています。

 サービスまでテクノロジーで代替されてしまってイノベーションは次どこにあるのか、最後まで解答のない出口を求めていくことになりそうです(笑)

(プールサイドで大好きなアボカドジュースを楽しむ)

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